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高価買取店を見抜くのが難しくなった・・・
古本屋が店舗経営からインターネット上に場所を移しても、変わらないことがあります。
それは、お店で販売する在庫を仕入れる方法は、「お客さんからの買取」によるものだということです。
店舗では、お店からの距離(一部の専門店を除く)で、集客できるお客さんの数が決まります。
ところがインターネット上では、距離は関係なくなり、また店舗の大きさやスタッフの数なども関係ありません。
また、最近は、Amazonやヤフオクで本の販売を行うお店も多いため、販売力も関係なくなってきています。
これまでは、高額買取をしてくれる古本屋と言えば、お店の広さ、お店の賑わいなどで何となくチェックできましたが、ネット上のお店では難しくなっています。
このため、どこが高額買取店なのか、その可能性が高いのかチェックしにくいですが、何となく把握することはできます。
ここでは、そのための見抜き方をざっと解説します。
高額買取店の見抜き方
1つめの方法は、「買取件数」を宣伝していることです。
買取件数は、かなりの大手でも、年間数十万件が最高だと思います。とは言え、一人のお客さんが一度に売る本の数は、数十冊から数百冊が中心ですから、年間数百万冊の買取をこなしていることになります。
大手ともなると、巨大な倉庫を数軒構えているようなお店もあり、見た目からそこが古本屋だと見抜くのは難しいほどです(HPの会社概要などから見られます)。
こういった大手を含め、ある程度の規模を持って運営されている古本屋は、買取件数を宣伝していることがあります。
単なる宣伝とも言えますが、見方を変えると、それだけリピーターがいることとも言えます。
本を購入するリピーターは、安ければそれでいい、という方も多いですが、買取となるとそうはなりません。
いくら対応が早かったり、対応が良くても、買取価格が思ったよりも安かったら、次回も利用したいとはなりません。
その分、新規の買取客を増やすため、宣伝活動にコストをかけるわけですが、「新規客を集める=買取額が安い=また新規客を集める」の繰り返しでは、コストに見合いません。
それよりも、多少買取額を上乗せし、新規客を満足させることで、次回もまた買取を利用したいと思うお客さんが増えた方が、経営的にもコスト減になります。
リピート客ともなれば、本の購入数も多いマニアやオタク層も多いですから、売れ筋の本も集めることが簡単になります。
こうなると、「高額買い取りしますよ!」なんていう宣伝にお金をかけずとも、次々に本が集まりますので、販売数も増えてうまく回るようになるわけです。
このため「買取数○○件」と書いてある古本屋こそ、一度利用したいお店と言えるわけです。
中古車や不動産の売買となると、一生にそう何度も体験することではありませんが、本の買取は読書家ほど利用機会が増えるでしょう。
良いお店を見つければリピートすればいいですし、一度目に思ったより安かった・・・となれば、次の店、次の店と利用するお店を変えていけばいいだけです。
まずは、買取件数を宣伝している古本屋を利用する。こんなところから始めてみるのがいいと思いますよ。